月と星の本棚
「星くずの図書館」ブログ版+ファンタシウム・ブック+おさんぽの本
| HOME |
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
雲のかなたに
![]() | 雲のかなたに (1997/10) 鈴木エドワード 商品詳細を見る |
詩が最少(の言葉)で最大のことを言うものであるならば、
アインシュタインは歴史上最大の詩人であったに違いない。
なぜならば彼はE=Mc2において宇宙を集約したのだから。
― リチャード・バックミンスター・フラー
建築家の著者が、自ら興味を抱き研究テーマとしている物理からの思索と、世界・宇宙へと広がる思いを、雲のスケッチとともに綴った絵本。
全く分野の異なる結びつかないものと思われがち(?)な科学と詩とが、ほんとうはとても近いものなんだと実感させてくれる絵本です。
“世界のヒミツ”はほんとうはいつでも目の前にあって、見つけられるのを待っているのかもしれません。けれど、急いでばかりでなく、ときには立ちどまって思ってみるのでなくては、見えてこないものなのかも…?と思ったりもします。
ときにはのんびりと、空を流れてゆく雲を眺めて「雲消し遊び」などしながら、“世界のヒミツ”について思ってみるのもいいと思います。

<<ゆう | ホーム | センス・オブ・ワンダー>>
Comments
Comment Form
Trackback
| HOME |