月と星の本棚
「星くずの図書館」ブログ版+ファンタシウム・ブック+おさんぽの本
| HOME |
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
成層圏飛行
![]() | 成層圏飛行 武田 一男 (1999/06) 愛育社 この商品の詳細を見る |
すこしずつ光が失われてゆく。天と地がすこしずつないまざる。
― サン・テグジュペリ
旅行者の、というより、飛行士の眼が捉えたような、高度1万メートルからのさまざまな空や地表の写真集。雲の表情ひとつとっても、こんなに豊かな風景が空の上には拡がっているのかとためいきが出ます。
空の上では、風も大気も、太陽の輝きさえ、くっきりと澄みきって見えるのかもしれません。ページのそこここにちりばめられたリンドバーグやサン・テグジュペリの言葉がさらにそのイメージを広げてくれます。彼ら飛行機乗りたちはむかしからこんなに雄大で静謐な世界を知っていたのですね。

<<サマータイム・ソング~つきあかりのにわで | ホーム | 江戸アルキ帖>>
Comments
Comment Form
Trackback
| HOME |